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ゲーム・オブ・スローンズ 第五章: 竜との舞踏のhasseのレビュー・感想・評価

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キングズ・ランディングからブレーンであるタイウィン、ティリオン、ヴァリス、ベイリッシュが消え、いよいよ制御不可能な混沌へと突入していく。国家の形を保っているのが奇跡と言えるほど、崩壊寸前のように見える。そこへ宗教団体ハイスパロウがつけこんでくる。
最終話では、衝撃的なShame…のシーン。大嫌いな民衆から汚物と罵声を浴びせられながら、全裸で大聖堂から王室まで歩かされたサーセイ。プライドの高いさすがの彼女も最後は泣き崩れてしまう。

スタニス・バラシオンは北部の雪に苦しめられながら行軍を続け、寡兵でボルトン軍に挑む。自分の娘を生け贄に捧げるという禁忌を犯したが状況はよくならず、馬は全て逃げ、最初の半分以下の兵士だけでウィンターフェル城へ突撃する。その時の悲壮感……。

ウェスタロスの「力」は均衡を失った。王都が弱体化する一方、ミーリーンのデナーリスは地盤を磐石にし、ジョン・スノウは野人を味方につけて帰還する。しかし、二人にそれぞれ大きな障壁が立ちはだかる。
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