ろくちゃん

ゲーム・オブ・スローンズ 最終章のろくちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

積年の課題だったGoT完走。
面白かった!

ただ、このシーズンは話数が少ない上に見所が多いため、ちょっと駆け足だった。
ひとつひとつもっとじっくり見て、感動したかったところ。
しかし、最後まで全く予想がつかない、良い意味で期待を裏切るところは、さすがGoTだった。

(ちなみに、私はサーセイみたいな人は絶対死なないと思っていたし、アリアが王になって欲しいと思っていた。ジョン・スノウは流浪の旅人になって欲しかった)

結末は賛否両論あるが、それこそこのシリーズの目指したところだと思う。デナーリスは一貫して今の秩序をひっくり返して、民衆を解放していくことを目指していた。ラストに狂気とも思える行動に出たが、市政の人々の暮らしよりも、最初から自分の野心にしか興味がなかった。と、私は思った。その意味では、無血開城を断られたからあの行動に出たというのも、納得できる気がする。

サンサは何にも非難されずに、そのまま北の王になって良かったのか。あれだけは腑に落ちなかった。。

あと、(シーズン7だったかな?)ナース島では男も女もなく、家柄も関係ない的な会話があったが、全く規範の異なる人々がどうやったら共に暮らせるのかという壮大な問いかけをシリーズを通して感じた。
自分の中にある善悪だけでは物事は測れないのだ。

最後に思い出に私の推しランキングを笑
①ジョン・スノウ
いつも悲しそうな顔をしている。あの魑魅魍魎の中にいるとからっぽに思える。そこがいい。

②ブロン
最も人間味がある。お金にがめつく見えるが実は情にあつい。でも、そういうフリをしない。たまに裏切る。

③アリア
スピンオフでアリアのストーリーが見たい!もっと強く、もっと賢く、もっと優しくなりそう。

最高でした!