コブラ

ゲーム・オブ・スローンズ 最終章のコブラのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

全てに決着。

が、ついてしまって喪失感でどうにかなりそう、、。


長き夜「ホワイトウォーカー大戦」が暗くて黒くて何が何やらだった事を除けば、個人的にはほぼ完璧な戦記物の結び。

こうしてみるとスターク家がウェスタロスを完全掌握するお話でしたな。

疑心暗鬼は暴君への片道切符。
父を超えてしまった“恐王”デナーリス・ターガリエン。そしてその末路。

優しき狼ジョン・スノウの決断。

殺しのリストを捨てた旅人アリア・スターク。

父の面影を追ったサンサ・スターク。

悲しき世界系ジェイミー、サーセイ・ラニスター。

そして“王佐の才” ティリオン・ラニスター。

こいつらにもう会えないとか光の王も酷な事なさる。

いずれウェスタロスも再び戦乱が訪れるだろうけど、ティリオンを「王の手」据えた小評議会であれば束の間の平和は訪れる事でしょう。

「恒久的な平和なんて歴史にはなかった。だが何十年かの平和で豊かな時代は存在した。要するに私の希望は、たかだかこの先数十年の平和なんだ。だがそれでも、その1/10の期間の戦乱に勝ること幾万倍だと思う」

という偉大なる魔術師ヤン・ウェンリーの言葉をティリオンに送るとしよう。



よし!記憶を消してシーズン1にループだ!
コブラ

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