リタ

マッドメン シーズン5のリタのネタバレレビュー・内容・結末

マッドメン シーズン5(2012年製作のドラマ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

ピートいっっつもクララ探してて笑う

ロジャーの嫁にハゲそうね、とか言われてて気の毒だし大好き笑

トルーディも大好きだからピートの浮気はやだけど
ローリー(笑)とのエピソードは好みだった

二人顔立ちが似てるから並んでいるとしっくりくる
兄弟っぽいというか…
実生活ではパートナーなようで、
悲劇的な終わりを迎えた二人のドラマを思うと嬉しい


ペギーがとうとう会社を辞めた!
ドンのポカン顔見てスッキリしたわ!

ペギーが少ない給料でも耐えていたのは
なんやかんやドンを尊敬していたからなのに
あんな酷いことされたらそりゃ冷めるわ

ドンは益々クズになっていく。

ユダヤ人クリエイティブの案握り潰したのが
ほんとありえない…プライドないんか

ところであの人好き。
ラブリーガルの初代天使だよね!
彼はやっぱこういうよく喋る役が似合う。
シリコンバレーの弁護士役はそれ程。


メーガンはどうしてこんな面倒な人間に?
最近ではドレイパー夫妻のターン長くなると苛つく
家の中で追いかけっこにはちょっと笑ったけどね



産褥期のジョーンが泣き付いたのがレーン。

いつの間にやらお互いの仕事ぶりを通して
信頼し合う関係になっていた様子。

事務同士でしか分かり合えないことがあるよね。
けど営業やクリエイティブ的には
自分の仕事の苦労に比べれば取るに足らない、とか
養ってやってる、とかなんだよね
まあ、そっちの気持ちもわかる…

とにかくジョーンとレーン、
二人の関係が好きだったので
レーンの自殺は本当衝撃。

ここがマッドメンのピークかもしれない…


ドンなら頼めば貸してくれたのに!
とか悔やまれる

レーンは真面目で勤勉な金庫番だったのに。
こんなキャラクターにされて辛い…笑



LSDとかサイケデリックロックとか
公民権運動とかウーマンリブとか
ドラマを通して当時の情勢が大きく変わってきていることが分かって面白い


メーガンを揶揄った部下たちについて
「この会社が腐ってるのは今に始まったことじゃない」
と言ったドン。

カッコいい。
懐かしい。
シーズン1のドンはそうだったのよ

白人男性の男尊女卑ジョークなどには同調しない
大人の男だった


前シーズンの終わりに
クーパーがドンを「モンスター」と呼び

甘やかした結果尊大な男に育ててしまったことを
後悔して憤るシーンがあったが

ドンは会社や妻を私物化し過ぎ。

悲惨な生い立ちには同情するけど
大人になっても人の心を理解できないのは何故?
会社だって人だよ!

年をとって自分が自分でないことに耐えられず
周りを試すために敢えて嫌な部分を晒してるのか

腹心の部下ペギーが離れたことで自覚して
身の振りを考え直して欲しい


それは置いておいてジョンハムが監督した回、
めっちゃ見辛かった
一つのシーンで纏めるべきところを
カチャカチャ別のシーンと切り替えて…
ザッピングしてるみたいだった


ドラマはシーズン4に引き続き最高だった!

相変わらずキャラクターが魅力的だし
大局観を持った筋立てで、安心してみられる。
一気に見た!

ビートルズの劇中で使われてたラストシーン、
あのサイケ曲をドンがブツっ!と切って去るのが
象徴的で良かった。
リタ

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