ジョン・ル・カレ原作のスパイ小説の映像化作品。原作小説は未読。
エジプトのホテルで夜間スタッフ＝ナイト・マネジャーをしていた主人公ジョナサン・パインが、愛した女性の死をきっかけにMI5に協力することになり、富豪かつ武器商人でもあるローパーの悪事を暴くために潜入することになるストーリー。
主演のトム・ヒドルストンと悪役のヒュー・ローリーは製作総指揮も兼任。
とにかくトムヒのPVかな？ という勢いでトムヒがめちゃくちゃ格好良い。
スタイル良すぎてビックリ、スーツの着こなしにも惚れ惚れする。
トムヒとヒュー・ローリー以外のキャストも、オリヴィア・コールマン、エリザベス・デビッキなど豪華。
エリザベス・デビッキが極悪な富豪に虐げられる愛人役だから、「クリストファー・ノーランの『TENET』、ここから着想を得たのかな…？」なんて思ってしまった。
スサンネ・ビア監督作品だと言うのがちょっと意外。スパイものを監督するイメージがなかったので。
ロマンス描写がウェットで性的なのはこの監督ならではの味なのかな…
ル・カレ原作作品の割にはドライさと非情さがなくて観やすいドラマだった。
放送からだいぶ時間が経っているけれど、続編企画自体は消えたわけじゃないらしいから今後に期待。
※故ル・カレ先生のカメオ出演、かなりはっきりクッキリ映っていてシリアスな作品なのに笑ってしまった。
