『レ・ミゼラブル』。もちろんタイトルは知っております。
ジャン・バルジャン、コゼットっていう名前も知ってた。
マリノスサポーターなので「民衆の歌」も知っています。
でも実は一度も映画、舞台を観たことがなく、原作も読んだことがない。
NHK地上波で放送していたのをまとめて観賞。
45分×8話。たっぷり6時間。濃かった。
ストンと飲み込めない部分もなくはないけど、面白かった。こういう話だったのね。人も社会もいろいろなものが絡み合ってる。
この濃さでドラマ版を先に観てしまうと、映画版だと物足りなく感じちゃうかな?
原作読んでみようかな。
テナルディエが清々しいほどのクズでした。
ファンテーヌがなぜあんな目にあわなくてはならないのか。なにか悪いことしたか?
でも、誰にも感情移入できなかったのはなんでだろう。
誰かの人生は、誰かの人生の上に成り立っている。そして思いの外、近くで交わることもあるんだな。
人間は一人じゃ生きられない。
人生はやり直しできない。
思ってるより救いがないなぁ。