ぽゆゆ

ウルフ・ホールのぽゆゆのレビュー・感想・評価

ウルフ・ホール(2015年製作のドラマ)
4.5
舞台はヘンリー8世支配下のイングランド。ローマ・カトリック教会の追放からアンブーリンの処刑までを、側近トマス・クロムウェルの目線から描いた史実長編ドラマ。BBC製作というだけあって、お堅いドラマ構成と、まるで絵画のように美しく描かれる貴族の華美な生活の様子・見にまとう衣服や装飾品の美しさに引き込まれます。
クロムウェルを中心とする政治戦略的な企みを匂わせる心理描写、見どころであるアンブーリンの処刑時の生々しい再現性など、細かな機敏の表現力がこのドラマの魅力。そういった意味で非常にイギリス的で、イギリス文化から多大な影響を受けてきた日本人としても、とても入り込みやすいドラマだと感じた。
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