ドスティ

CITY ON A HILL/罪におぼれた街 シーズン3のドスティのレビュー・感想・評価

4.6
完走。
これで打ち切りなんて悲しい…。
スッキリしない終わり方で残念。

ジャッキー・ロアは救いようの無いクズ野郎で呆れるばかりだけど、浮気する癖に妻と娘を愛し読書家で差別発言しながら野心的で賢いデコーシーに惚れ込む複雑なキャラと、魅力たっぷりに演じるケヴィン・ベーコンのおかげで大好き。

自ら引いた善悪の線を越えた悪党には正義を下す姿が図々しくも堪らない。

お前は俺のソウルメイトだなと言われ迷惑そうな“ディー”役オルディス・ホッジの頑固で理想を求め突き進む演技も絶品。
以前ドキュメンタリーを観て彼の時計職人としての顔も知ってるだけに、時計のエピに反応しちゃう。

女性陣のストーリーがやや弱いものの、全く違う男2人が知性で共鳴し緊張感が途切れない特別なバディものだった。
ドスティ

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