maro

東京ラブストーリーのmaroのレビュー・感想・評価

東京ラブストーリー(1991年製作のドラマ)
4.5
 ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★★★★★★
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★★★

月9の“純愛三部作”第2作目。
ベタすぎてベタすぎてベタすぎて、観ているこっちが恥ずかしくなるほど(笑)

煮え切らない長尾カンチ(織田裕二)と自分を見ていて欲しすぎるある意味メンヘラなんじゃないかってぐらいの赤名リカ(鈴木保奈美ーリーの織り成す、観ていてイライラ・ハラハラするドラマだったけど、メチャクチャ面白かった。
今やシリアスな役どころも多い江口洋介だけど、このときはチャラついた役なのもエモい。

恋愛に振り切っているからこその面白さだと思うんだけど、リカのセリフがちょいちょい刺さる。
素直で自由で誠実で、それでいて核心をつく発言をするんだよね。
当時の世の女性の理想形だっただろうか。
あのキャラはものすごく絶賛されていたようですが、今だったら嫌われそう(笑)

以下、赤名リカの個人的に思う名言。

「小さな親切、大きな下心!」

「好きって一言が、早口言葉500回よりも難しいときってあるもんねぇ」

「恋愛はさ、参加することに意義があるんだから。たとえダメだったとしてもさ、人が人を好きになった瞬間って、ずーっとずーっと残ってくものだよ。それだけが生きてく勇気になる。暗い夜道を照らす懐中電灯になるよ」

「誰もいないから寂しいってわけじゃないから。誰かがいないから寂しいんだから」

「"出会わなければよかった"なんて人、いないよ」
maro

maro