kuni

翔ぶが如くのkuniのレビュー・感想・評価

翔ぶが如く(1990年製作のドラマ)
4.3
かつての大河ドラマは数多の名作を輩出したわけですが
三傑を挙げるならば
独眼竜
葵三代
そして本作と言えるのでは
本作はこれら三作の中でも個人的にベストではと思う
西田敏行および鹿賀丈史を始めとする役者陣の素晴らしさは言うに及ばず特に個人的に気に入っているのは気合の入った薩摩弁ですね
昨今の大河ドラマのあまりにも無惨な出来は例えば方言や時代言葉を完全に無視した脚本にある
例えば坂東武者がそんな話し方するか?みたいな明らかに視聴者を舐め腐ったような脚本を誰が喜んで受け入れるのか
他にも演出類はもはや現代の大河ドラマはその体裁すら成していない
昨年の家康では騎馬のCGがあまりにも酷く見ていられなかった
いまの役者は馬も乗れないのかゴミすぎる
またある回のタイトルが「太閤、くたばる」である
畏れ多くもかつて太閤であった人物に対して「くたばる」とか品性を疑わざるを得ず論外
そのようなゴミしか作れない現代の大河ドラマにもはやその存在理由は皆無であると言えるしそうであるならば本作のようなかつての名作をただただ再放送をしていれば良いとしか言えないと思う次第です
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