完走…。
あまりにも深く並外れた境地に到達していて、ただ呆然と賛辞を贈ることしか出来ない。
略奪され続ける黒人の憤りを外側の視点から描く世にも奇妙な不条理劇。
ユルいのに鋭くシニカルでちゃんと笑えてとにかく怖い、これでしか味わえない感情が渦巻く唯一無二の傑作。
欧州ツアーだ!と意気込んだらメインキャスト不在のスタンドアローン回の風刺ホラーで始まり、衝撃を受けた。
しかも実話が基らしく「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」的な作り。
人種なんて無いと嘯く白人の恐ろしさ。
続く話も痛烈で、凄すぎる…。
主人公3人組が大好きなので、出てこない回が多いのは寂しいし残念。
ペーパーボーイは成功しても変わらず可愛い。
アーン仕事出来る人になってる。
ダリウスは全シーンで超お洒落!
最後はヴァンの不思議な旅路。
エミー賞狙いの餌、と紹介文にあるEP9が個人的に身につまされた。
学ばないと生きていけない。