このレビューはネタバレを含みます
テンポも演技も良かった。最終回の緊張感もリアルに伝わってきた。
ただ、デイビッドとジュリアを恋愛関係にしたのは微妙。なぜかチープに感じてしまった。あくまでも大臣と護衛として信頼し合う関係だったら、デイビッドの揺れ動く感情もまた違った視点で見られたと思う。
PTSDを患い、国家に恨みを抱え、家族にも向き合い切れない。しかし、治療は拒み、大臣にも好感を寄せていき、家族は変わらず愛してる。
序盤はこういうデイビッドの複雑な内面をうまく描写できていたのに、ジュリアとの濡れ場以降デイビッドに感情移入できなくなった。非常に勿体ない。