このレビューはネタバレを含みます
大企業、告発、ゴミ屋敷、シングルマザーの家庭、綺麗に組み合わさっていた脚本だと思います。主人公が正義感が強く真面目な点も、日本企業と反りが合わない点にも孤独感、正義感に共感できたので面白かったです。
ジャンル的に社会風刺やヒューマンドラマかな、と思いきや最後にサスペンスというかミステリー要素を入れてきて、そこもハマりました。
桐谷健太の演技は微妙ですが、イヤなヤツは中盤くらいまでしか出てこないので、重すぎず軽すぎず、脚本と演出が楽しめた。タイトルが作中の諸々にかかってるのも良い。
見終わってから、シングルマザーは現状を守るために仕方なくゴミ屋敷を守っていたのかな、と見方が逆転するのも面白かった。