D介

一応の推定のD介のレビュー・感想・評価

一応の推定(2009年製作のドラマ)
3.7
そう言えば私、29歳くらいの頃、
死亡保険金を届けに行ったことがある。
3階建ての工場の1階の梁で首吊った
社長だが、事務所が3階でして、その
梁を見ながら階段を上がるのですよ。。。

会社に借金があって、それに充当すると
息子さんは言ってたが、全然足りない。

なのに、すぐに新規契約の提案をする
同行してくれた先輩を見て、「この業界、
好きになれないなぁ…」と思ったもんです。
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上の話は生命保険の話だけど、本作もだが、
損保は本当にお金降りないケース多い。

竹内(平岡裕太)みたいな若い奴いる。
それがあの部長みたいにならずに、
正義ある人になって欲しいと思う。

そして、村越(柄本明)の正義に感服。
下請として上の意向は聞かなきゃだが、
保険金を受け取る家族のために動く様、
1人で定年を自分で祝う様、
サラリーマンの格好良さと哀を感じる。

きっとこの正義は普段からあるが、
改めて見るとカッコ良いもんです。

2023-457
D介

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