このレビューはネタバレを含みます
堂本剛版金田一少年の事件簿 第一弾
テレビドラマに先駆けたスペシャルドラマ。コミックス4巻〜5巻に、また “金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿”1巻に収録されています。
名探偵・金田一耕助を祖父に持つ、IQ180の天才高校生・金田一はじめが不動高校に転校してくるところから。そして、はじめは12年振りに幼馴染の七瀬美雪と再開する。
ミステリー研究会の会長桜樹マリ子に誘われて、はじめは美雪と同じミス研に入部する。ミス研は創立祭の発表で、不動高校に伝わる“学園七不思議“の秘密を取り上げることになった。”学園七不思議“は旧校舎にまつわる不可解な呪いで、その謎を探ると、“放課後の魔術師”に必ず殺されると言う噂があった。
折下不動高校は新校舎建築のため旧校舎が取り壊される予定だったが、”放課後の魔術師”から中止を要請する脅迫状が4回に渡って送られていた。
”放課後の魔術師”によって、“学園七不思議“になぞらえられた連続殺人が開始する…😰
この連続殺人は、一つの殺人を隠すために新たに殺人を重ねるといういわゆる泥沼ループ系殺人で、巻き込まれて殺された人たちがお気の毒です😭
金田一はじめ役の堂本剛さん、七瀬美雪役のともさかりえさんは、共に原作に近いイメージで演じていて、ビジュアルも演技力も申し分ない。美雪がまだ“金田一くん”って呼んでいるのが、会ってなかった12年の年月を感じさせますね。
今ではお目にかかることのできない、年代物のじっちゃんの自転車や、プリンター内蔵のワープロが登場します。日本語入力の“せらとなか” とか、簡単すぎるダイイングメッセージに苦笑しかありません😆
ラストで真壁誠と鷹島友代の立場が逆転してしまうのが面白い😆