あられ

金田一少年の事件簿 雪夜叉伝説殺人事件のあられのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

堂本剛版金田一少年の事件簿 第三弾

スペシャルドラマ第二弾。コミックス3巻〜4巻。また “金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿”2巻には、犯人の苦労した殺人方法が詳しく収録されていて、これがめちゃくちゃ面白いです😆

今回はアイドルの速水玲香と、嫌味でいけ好かない明智警視が初登場します。明智警視+真壁VSはじめ+剣持警部の刑事職の進退をかけた推理対決も見どころの一つです😆七瀬美雪は現地には行かず、自宅ではじめをフォローします。美雪の出番が少なくて残念ですね😭

カメラ目線の“雪夜叉”がめっちゃ怖いですw 平然とアイドルの風呂場や仲間を盗撮してたり、”すがばし”という氷の橋を作ると言う、ワクワクするけど奇抜なトリック(ロープと飼い葉と大量の水、マイナス20度の気温を利用して作る)のせいで、ストーリーがハチャメチャですww

氷橋はすごいトリックなんですが、犯人ひとりで作るのはそもそも無理ゲーw 極寒の真夜中に、大量の川の水を汲み上げなければならないからですww

その突っ込みに応える形になった外伝2巻では、日々仕事で体を鍛えていた犯人が、凍死寸前になりながら必死で氷橋を作った様子を知ることができますが、言わずもがな、こじつけ感満載です😆



冒頭、北海道の背氷村に伝わる“雪夜叉伝説”を題材にしたドラマの撮影現場。美雪の演劇部OBの紹介で、死体の役で寝てればいいだけと言われ、金田一はじめと真壁誠が雪夜叉に殺されるエキストラとして出演する。また剣持と明智の刑事2人もリアル刑事役としてドラマに出演することになる。

ロケの山荘は、人間嫌いで有名な画家・氷室一聖の別荘本館で、吹雪と水道管の凍結に会い、一行は谷を隔てた氷室のいる別館への移動を余儀なくされる。元セクシータレントの加納りえは、寝姿を撮るシーンに反発、ひとり本館に居座る。実は加納りえの部屋には、盗撮マニアのカメラマン・明石道夫が仕掛けた隠し撮りカメラがあり、彼女の寝姿をみんなで鑑賞中、カメラの前で”雪夜叉”に斬殺されてしまう。そして雪だるまから…。
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