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ヴァイキング ~海の覇者たち~ シーズン2の綯綯のレビュー・感想・評価

3.5








フロキたん最高譚
















アセルスタンやエグバール王、ラグナルの観念が進歩的。前二者の語らいは名シーン。

予備知識として、山岳がそのまま半島化したようなスカンジナビアでは、平地がとても大事。南下政策のコンセプトみたいに、つらたん環境民族の征服欲は平野のそれとは比べ物にならない。
※モンゴルは別。あいつらは職業がら庭があればあるだけいいタイプの民族。



3章にかけて、エグバール王がいい味出してる。賢帝といって差し支えない。

見た限り、アセルスタンはフィクションらしい。それは史実におけるラグナル王の心変わりとか、現代の価値観との架け橋であるとか、それらの擬人化だったり。



ラストの退場シーンめちゃめちゃカッコいい。きのこ食うトルステン、本は少しだけわかりづらかったかも。フロキ、ジョーカーがひっくり返るのはわかるけど、トルステンが成るには全員グルの伏線が足りないかもね。

フロキの活躍はフロキ編と言って差し支えないくらい最高。フロキたんしゅきしゅき譚。
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