1話から頭の中で文句言いながら見てたら気付いたら5話。正直ハマってます(笑)
全部見たら点数付けさせて頂きます。
観ました。
若手とベテランの２グループの物語を同時進行させてこれ見よがしなドキドキハラハラの仕掛けもなくよくぞ最終話まで観れる物を作ったなと感心しました。よくぞ構築した物語を多くの台詞で埋めて見どころを盛り込みながら飽きさせない体裁まで持っていったなとまずそこに感心しました。
豪華俳優陣に負けず作品全体を監督のトーンに染め上げた技量はすごい。
とにかく一貫して監督のカラーを出したまま、全話観れるクオリティに仕上げたのがすごい。
雑演出という「悪くも」の部分も目立ってはいたけど大事な所は端折らず、伝えたい部分は時に丁寧に時に半透明の布で包み隠すような形で厳かに伝えていたと思う。
主要人物たちそれぞれに夢と幸せの形があり、それらを叶えて現実のものにしてゆく物語。
まず、思い描く夢や幸せの形は人によって違って当然というのが前提でありとても大切なメッセージである。
それぞれに共通してたのは夢を叶える為には途中に起こる問題をどうにかうまく解決しないといけないと言う事。解決法は他人ではなく自分からしか出てこないと言う事。
そこで出てきた答えは誰も侵すことは出来ないという事。
時に仲間や偶然が味方してくれるという事。
この事はどの世代にもどの立場の人間にも共通する事ではないだろうか。
物語の中ではほんとの仲間と上辺だけの仲間の対比があり、この点もとても大切なメッセージだと思う。
