最初は、聞いてた事前の高評価よりは低調だったんだけど、なぜか途中からハマった。自分でもどこでハマったのか判然としないんだけど急にハマった。
まあとにかくスーパーヒーローは武器であり、武器商人たちの次世代の商材であり、アメリカは武器商人の国であるっていう、もはや当たり前の事実を改めて突きつけられておもしろい。
ただ、そういう政治の部分ももちろんだけど、その構図で1番面白いのは、スーパーヒーローという「自我を持つ武器」が、いかに他者とコミュニケートするのかという問題。それがさまざまなグラデーションで描かれてる。もっとも露悪的で、もう一つ笑えないディープのパートさえも面白かったです。
