ゲラルト
シリ
イェネファー
三本の糸を、豊穣の女神メリテレが三対の腕で「たぐり寄せ」、物語を紡ぎ始める。
キャスト以外、スタッフ一新。
より分かりやすく、さらにパワーアップし、進化したセカンド・シーズン。
「ケィア・モルヘン」
ゲラルトの故郷。
ゲラルトがウィッチャーに「変異」させられた場所。
ウィッチャーのなかでも、ゲラルトのメダリオンが示すように「狼流派」の本拠地。
流派は、狼以外に、猫、熊、蛇、グリフォン、マンティコアなどがある。
メダリオンはモンスターに反応し、振動する。
同じ狼流派でも、メダリオンは一人一人違う。
ここを「実写」で見れるだけでも、ファンにはたまらない。
だからといって、59分間暖炉をひたすら見つめるほど、酔狂ではないが。
「列柱」の上をゲラルトが「踊る」シーンには、胸が熱くなる。
分かる人には分かるネタだが。
時系列や人物が交錯(混乱)した前シーズンより格段に見やすい。
その分ストーリーに集中できる。
スタッフがほとんど総入れ替えされている。
監督が全員入れ替わっている。
4人で2話ずつ担当という構成はそのまま。
今シーズンは、男性2人、女性2人。
ちなみにゲラルトの戦闘シーンがカッコいい、#2.6はルイーズ・フーパー監督。
原作者アンドレイ・サプコフスキと、メインの脚本家、製作総指揮も兼ねているローレン・シュミット・ヒスリックは、続投。
それ以外、サブの脚本家、音楽、衣装、他ほとんど一新されている。
特に音楽はその変化は顕著。
ケィア・モルヘンの登場シーンなど、より勇壮に力強くなっている。
キャストでは、ゲラルトの「産みの親」にして師匠、ヴェセミルが登場。
北欧ドラマ『THE BRIDGE/ブリッジ』で有名な、デンマーク俳優キム・ボドゥニアが演じる。
個人的に好きな俳優でもあり、一番イメージに近いキャスティングなので嬉しい。
白炎エムヒル
曲者ディクストラ
「役者」が揃い、盤上で駒が動き出す。
スピンオフ作品『The Witcher: Blood Origin』
今シリーズの1,200年前。
天体の合とウィッチャーの誕生を描く実写ドラマ。
6話で構成。
撮影の終了が完了が報じられている。
キャストも発表済み。
公開は、来年2022年予定。
中世スラヴ民話をベースにした幻想小説『ウィッチャー』
小説、ゲーム、実写ドラマ、アニメ。
まだまだその世界は連鎖しながら、広がってゆく。