みや

獄門島のみやのネタバレレビュー・内容・結末

獄門島(1977年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作既読。

前半からの謎である「きちがい」が、この時代ではもう使えないのはちょっと残念。致し方ない。

映画版では改悪されてしまった下手人メンバーが、ドラマ版ではちゃんと原作と同じ3人で嬉しかった。三姉妹もバカ全開で好き。
現当主が姪にだけ甘えるのは気持ち悪いけれど、映画版で勝手に追加された諸々の親子関係は無かったので安心した。

ドラマ版の金田一は、なぜいつも逆立ちしたがるのだろう。解決した時にはもう既に全て終わっているのも、名探偵としてちょっと情けないよなあ。
それでも相変わらずこの事件のトリガーと非情な結末は好きだ。
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