ありんこ

悪魔が来りて笛を吹くのありんこのレビュー・感想・評価

悪魔が来りて笛を吹く(1977年製作のドラマ)
2.8
う〜ん。これはアカンなぁ😑
まず、アキ子(漢字が特殊すぎて出てこない)が草笛光子ってのがミスキャストですよ。おふくろさんのイメージが強くて、とても妖艶な役には見えない。現にふくよか過ぎて、顔のライン弛んでるし、色っぽいシーンも気持ち悪いだけである(言い過ぎ)。彼女を誰がどう演じるかによって、この作品の怪しさ悍ましさが極まるのだ。完全に失敗である😤だからなのか、逆に草笛光子のイメージに合わせたのか、致し方なく禁断の関係に堕ちたかのような描き方になっている。しかも反省して自殺とかキャラじゃない最期。
あと三島東太郎が沖雅也なのは嬉しい誤算だったが、あまり活かしきれてない感じ。もっと過去再現を彼に演じさせて欲しかった(ほとんど説明で終わるって二時間サスペンスかっつ〜の)。
個人的には菊江役の中山麻里が一番素敵だったな。まあ、役柄も完全に外様だからか歯に衣着せぬ言動で可愛げがあるからか。
今のところ個人的にベストな映像化は直近の2018年吉岡秀隆版かも(あれでも菊江役の倉科カナが素敵だった)。
そうそう警部さんの名前がずっと疑問だったけど、日和さんっていうのか。このシリーズはずっと日和警部なのか😅磯川さんも等々力さんも出てこないのか。
ありんこ

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