同年公開の映画は見てます。原作は未読です。古谷金田一です。
尺が長いこともあり、じっくりと丁寧に話が進められます。
第1話では殺人は起こらずじっくり設定説明。
第2話~4話で3つの殺人が遂行され、
第5話、第6話は、じっくり謎解き解説タイム。
映画版よりおそらく原作に忠実なのだと思いますが、
殺しのビジュアルや、不気味な雰囲気、展開のメリハリなど、
映画版の方が好きですね。
「僕金田一耕助です」で始まる前回までのあらすじ説明はいいと思いますが、
各話の終盤に入るこの後あんな事になるとは云々のナレーションは興ざめです。
手毬唄はわらべ唄として歌いやすいようにアレンジされているのですが、
不気味さが緩和されている感じがします。
由良の婆さんが手毬唄を歌い始めたときは、
あまりにアグレッシブにボカスカと鞠を突くので、笑ってしまいました。