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シカゴ・メッド シーズン7のMIDORIのレビュー・感想・評価

シカゴ・メッド シーズン7(2021年製作のドラマ)
3.8
どんどんレギュラーが減っていき、いまやオリジナルキャストはウィル、イーサン、グッドウィン、チャールズ、マギーだけに…ロングランドラマの宿命ですね。とはいえ、暴走ばかりしているナタリーが嫌いだったので、ナタリーがいなくなった今シーズンは少し安心して観ることが出来ました。なので、個人的には一番好きなシーズンかもしれません!

前回シーズンの最後にナタリーの罪を被って解雇されたウィルですが、ナタリーがグッドウィンに正直に話したお陰でウィルは復帰することに。ただ、復帰するには条件があり、またもやウィルに新しい任務が。警察に協力したり、不正を暴いたり、ウィルは医師以外の仕事が多くて、それが毎回ウィルを窮地に追い込んでいます。

マルセル先生は色男としてメッド内で常に浮名を流していますが、今シーズンはさすがにやりすぎた感(笑)演じるドミニク・レインズにも何だかジョージ・クルーニー感を感じて、ERのダグラス・ロス先生と重なりまくり。

前回シーズン銃撃されて重症を負ったイーサンはリハビリの甲斐あって復活するも、仕事中の無理が祟って再びリハビリ生活に。その後もイーサンに不幸が襲い、さすがにもう無いでしょと思ったら、更に衝撃的な事実がイーサンを混乱させ…ウィルと同じく、イーサンも苦労多すぎキャラに。それにしても今回はイーサン受難シーズンすぎるなぁ…もう少しイーサンの受難、分散出来なかった???

ナタリーの後任として来た元刑事で小児科医のディラン。めちゃくちゃ良いキャラしています。ザ・善人で「こんな人求めていたよ〜、シカゴ・メッドに〜」と思わずなるような優しい人柄です。それにしてもディック・ウルフの作品は、消防士から医師になったジェフ・クラークや刑事から検察官になったドミニク・カリシなど、二足の草鞋キャラが多い印象です。

悪役として登場したはずのアーチャー先生、今では頼れるEDの主任として大活躍のシーズン。シーズン8からはレギュラー昇格らしいので、ますます楽しみです。

シーズンフィナーレのラストシーンは「シカゴのクロスオーバー来るぞ〜」というラストで、シーズン8のプレミアはシカゴ3シリーズクロスオーバー確定の終わり方でした。今までメッドは全然楽しみではなくて、他のシカゴシリーズを見るためだけに見ていた作品ですが、初めて次のシーズンが楽しみになりました(笑)
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