Nakao

アメリカを荒らす者たち シーズン2のNakaoのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

シーズン1から勢い衰える事なくよりパワーアップしてるので一気見。

シーズン1の事件を解決したピーターとサムの動画はNetflixにより配信され全米で反響を得た。そして評判を聞きつけたワシントン州のある名門校の学生から校舎内を“血の海”では無く“糞の海”に変えた「ブラウンアウト」と呼ばれる凄惨な事件の捜査を依頼される...物語。

相変わらず糞みたいなしょうもない事件から始まるけどシリアス路線、人間社会の闇の深さは1より凄い。もちろん捜査の緻密さとパズルのピースを埋めていく楽しさはピカイチ。シーズン1と比べ犯人の特定と動機付けがしっかりとあるので現代社会に対する問題提起も分かりやすく見やすかった。

普通の生徒とスポーツ特待生との扱いの差、スクールカースト、学校の隠蔽、脅迫、上辺だけの関係、SNSでのイジメやリアルのイジメ、嘘、裏切り、虚栄心、自己顕示欲、孤独、.... SNSを使って人の心理を巧みに操り犯行を行わせる過程はとても現代的で恐ろしい、人間を辞めたくなりました。

不祥事を学校ぐるみで隠蔽することは母校の大学でも頻繁にあったので世界何処でも変わらんなと胸糞悪かった。オムツ野郎の動画がめっちゃ気になる。柔軟性?練習?まさかアレをしたの??そんな画像や動画を送ったりする奴いねぇだろwと笑ってたらウエストランドの井口や霜降り明星のせいやを思い出した。いた。
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