satomi無限ロイド愛

マインドハンター シーズン1のsatomi無限ロイド愛のレビュー・感想・評価

マインドハンター シーズン1(2017年製作のドラマ)
4.3
なにこれ、面白い!
かのロバート・K・レスラー著「FBI心理分析官」(※ホットゾーンに並ぶ私の愛読書)に描かれた行動科学課創設、プロファイリング確立の実話をかなり忠実に再現したものではないか!
(クリミナルマインドでいうとギデオンとロッシのエピソード?)

まだ二人の捜査官のシリアルキラー刑務所行脚が始まったところだけど、手始めのエド・ケンパー(本にもすごく頭が良いと書かれてた)とのやりとりがリアルでじわじわ手に汗。
パイオニア達がぶつかる壁、苦難がきめ細やかに描かれ、犯罪解明・防止への不屈の精神が胸を打つ。
二人のキャラクターの違いも絶妙かつ、わざとらしさがなくてリアル。

しかも10ccやToto、ブームタウンラッツなど、私が洋楽聴き始めた70年代末あたりの懐かしいポップス、ロックがこの限りなくダークなロードストーリーを彩る。

見始めてから調べたらデビッド・フィンチャー総指揮・監督だった!天才か!
完全に出遅れたわ。もっと早く知りたかったなー

評価はこの先上がりそう。
クリミナルマインドに代わる楽しみができたかも?

ビルの養子がどう考えても発達障害。この時代はアメリカでもまだ親のせいにされたりしたんだ…

カンザス州パークシティのおじさんは誰か知ってるシリアルキラーに似てる気がするけど、わからないままシーズン2へ…