文句なし!
これはフィンチャーの最高傑作なのではないか?
ここには銃をぶっ放したり、激しいカーアクションを繰り広げるFBI捜査官は出てこない。プロファイリングを確立するために収監中の殺人鬼とひたすら面談する捜査官がいるだけ。会話がこんなにスリリングで怖くておもしろいなんて。これは2時間の映画ではたどり着けない新境地だ。
データをとり、体系化していけばいくほど、視聴者は犯罪の深みにハマっていくんだよな。
追記。
マンソンもいいけど、後半のウェイン・ウイリアムズのエピソードが白眉。南部の黒人差別の背景がまた絶妙だ。思えばフィンチャーの過去作ゾディアックもこういう実話ベースのミステリーだったな。雰囲気が似てる。あれを発展させたのかな。
さて、シーズン1から小出しされてるBTK絞殺魔のデニス・レイダーだが、シーズン2でも小出し。少しずつ変態度は増してるけど。
早く事件の核心へ!シーズン3が待ち遠しい。