あーる

マーベラス・ミセス・メイゼル シーズン5のあーるのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます


とうとう大好きなドラマがファイナルを迎えました。
色々あったけど涙と笑いの最終話。
どの登場人物も、キャラクターが光ってました。

1965年、レニー・ブルースのネタからスタート
そこにはかつての輝きはないレニーの姿が。
スージーは終わったレニーに声をかけ、立ち直らそうとする
レニーはそれを拒否した。
完全に落ちぶれていた

1961年
スージーがヘディにミッジのことを頼んだその後、
スージーはかなり動揺している様子で荒れていた。
大学生の頃、スージーはヘディと付き合ってた。
金銭面で釣り合ってない自分を卑下するスージー
スージーは”恋”じゃないと言うが、
最初で最後の気持ちだったと言う

ミッジはゴードンに呼ばれ、
ゴードンフォードショーに出演することが決まる
ミッジは浮かれ喜び、ジョールをスタジオに呼ぶ
そしてエイブにも来てほしいと電話をすると
エイブはとても喜び褒めた
(8話のエイブのセリフがあったから、
今回のエイブの言葉に重みがあった。感動)
ローズは行かないとはねのけるが、周りに説得され、2人で向かう
(このタクシーのシーン良かった最高としか言いようがない)

ミッジはスージーとネタの打ち合わせをする。
しかしゴードンに「ネタはできない。作家としてでてもらう」と言われてしまい、
スージーはゴードンを説得するが失敗。
なのでマイクを問い詰めるが、ゴードンはひかない。

そのままテレビ放送が始まってしまい、
ゴードンからミッジへの作家としての質問コーナーが始まってしまう。
ミッジはチャンスを伺うが、頑なにミッジにネタをさせないゴードン
放送時間、約4分残ったままCMに入ってしまう。

CMが開けるからスツールに座れと言われるが
ミッジはスタンドマイクに目をやり、スージーと言葉を交わす
ミッジの心は決まっていた。
そして無理にスタンダップを始める。
もちろん大ウケ。ゴードンも笑って拍手をおくる。

ネタが終わり、正式にミッジはゴードンから
紹介されて拍手をあびた。

半年前…雪の降る日
ミッジとレニーが食事している。
レニーはミッジが必ず有名になる、成功すると諭していた

2005年
ミッジは仕事のスケジュールを調整する。
ミッジはスージーに電話をかける
2人とも同時にビデオを再生し、ヤジをとばしながら
クイズ番組を鑑賞する。
そこには2人の笑いが溢れていた。

シーズン5終了

レニーブルースが実在する人物だということはわかってたけど、
私も細かなところまで、彼の人物像を知りません。
彼は、政治や宗教人種差別などあらゆるタブーをコメディにし
人気を博していた人物ですが1966年オーバードーズで40歳で
この世を去った人物でした。
そんな彼が、このドラマではどのように描かれるのか…
9話の冒頭1965年にスージーが手を差し伸べて声をかけるシーン。
落ちぶれたレニー。
そこから、時系列は逆だけど成功する前のミッジに最後まで
励ますシーン。どれをとっても胸が痛かった。
彼の生涯を描いた1974年の映画「レニー・ブルース」を見たら
また印象など変わるのかなぁ、と興味あり。

ドラマの話に戻ります。
シーズン5は未来にいくパートが多く、
どう終着するの?と思わせる描写が多かったけど、
未来の描写いらなかったかなぁ、と…。

今までミッジの子育てのシーンってほとんどなかったから
未来のエスターたちを見てもそこまで感情移入しにくいな、って。
未来の描写を無くして作家としての姿がもっとあれば、、と思った。
ミッジとスージーの不仲問題も、未来に飛びすぎて、個人的には。

恋愛については…2005年の未来のミッジの家に
ジョールとの写真が飾られてて、言及されなくても
未来の描写はこれくらいフワッとで満足。

感想まとめるの難しい!
色々言いつつ、最後まで楽しめて泣けて良かった。
好きなシーンを言いだしたらキリがないけど…
いろんな人が電話でローズを誘うシーンから泣けた。好き。

そしてミッジにどんなことがあっても
いつもスージーが努力して動いてる姿が泣けたね。
4分間の直前まで。

またこんなに笑えて泣けるドラマに出会えますように!
あーる

あーる