『スタートレック・ディスカバリー』S3。
S2から一変、ディスカバリークルーが存在していた時代から遥か未来が舞台。惑星連邦が崩壊した設定という事で、スタートレックには珍しい話です。新しい物語とはいえ、スタートレックらしさは失わず、どんな困難にも勇敢に立ち向かい、未来へ希望を常に抱くクルー達の活躍に、毎話感動しながら鑑賞しておりました。
キャラクターの変わらない価値観と変化した時代へのギャップが、現代社会を模しているかのようで、感慨深いです。
S2同様、旧TVシリーズや新スタトレを見ているファンにもニヤリとする小ネタがたくさんあるので、従来のファンにもうれしい所。
他作品との直接的なつながりは無く、純粋にディスカバリーの物語のみで楽しめるのは今作からシリーズを見始めた視聴者を置いてけぼりにせず丁寧で良いと感じました。
綺麗な終わり方をしているので、次シーズンがあるのか不明ですが、この時代を生き抜くディスカバリークルーの活躍も見てみたいです。