性欲強め、皮肉屋、そしてあらゆることに自由奔放なフリーバッグの日常を切り取ったドラマのシーズン2。
ようやく、少しずつではあるけどこの作品の持つ面白さが分かってきた…ような気がする。
実父と義母の結婚式(再婚式…？)を執り行うにあたって招聘された司祭との出会いが、フリーバッグの人生を変えることとなる。
敬虔なカトリック教徒である司祭は、フリーバッグからの誘いをかたくなに、やんわりと拒否し続けるが、次第に心を開いていく。
また、フリーバッグと犬猿の仲であった姉・クレアとの関係も本当に徐々にではあるけど、良い方向に向かっているのもミソ。
ラストはちょっと切ない感じではあるが、いい終わり方だったと思う。
「こんな私の話を見てくれてありがとう」
第6話のラストシーンにて、何度か振り返りこちらを見る彼女の表情は、初めていつもの皮肉ではない「感謝」を伝えてくれているような気がした。
