tubame

ケイゾクのtubameのレビュー・感想・評価

ケイゾク(1999年製作のドラマ)
3.8
変わってるけど優秀な新人刑事・柴田と謎めいたダウナー系先輩刑事・真山を軸に、お宮入りの難事件を解決するシリーズ。
有名作品なので名前だけは知ってたが、今回が初見。


90年代末期の乾いた退廃的な空気の中で、前半は独特なノリのコメディ路線、後半はオカルトチックなダーク路線の物語が展開。
個性的なキャラクター、意味深なモチーフの挿入などオタク心を擽るポイントが多く、ファンが多いのも頷ける。
エンタメとしての出来は良く、そう来たか!という展開に引き込まれ毎話楽しんだが、時代的なものか今より表現が過激で(血とかもドバーだし)、鬱屈した展開と相まって終盤は観るのがちょっとしんどい時もあった。
OPに顕著だが、画像が短いスパンで点滅するように映る演出(サブリミナル効果?)も目に優しくないので、苦手な人は要注意。


かなりセンセーショナルな最終回。これは特別編と劇場版を観ざるを得ないなあ…。
リアタイしてた人は相当モヤモヤしたんじゃないだろうか。
tubame

tubame