あやさん

ナルコス:メキシコ編 シーズン1のあやさんのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

キキ……!キキ!むり!キキ!キキ………キキ!キキ……………キキ、、、キキ………
いやキキの喪失に耐えられへん………
キキ………むり……………
だってアメリカ人やのに殺されるなんて思わへんもん……
9話のラストで静かな音楽が流れて、捜索、あこれやばいやつかも、と思って結局881番地にはいなくて安心したのに……。生きてると思ったのに……!キキ…………。あんな農地の端っこに…………キキ………………!
遺体安置所にいても、あの心臓に直接ぶっ刺したアドレナリンの作用で心臓一時的に止まってるだけでとか本気で考えてしもた。

キキ、なんか笑顔がぐっとくると思ったらFanに入れてるマイケルペーニャやった。ちょっと年取ってた。
どう考えてもグッドガイで感情移入避けられない。
エスコバルが出てくるまではキキのキャラクター一本で観進めた。ガヤルドは嫌い。痩せっぽちの男嫌いやし、大事なものを持たずに家族さえ切り捨てる様は、コロンビア編で見たエスコバルやロドリゲス兄弟のメジインカルテルとカリカルテルに見た絆の強さが見られなくて、とてもじゃないけど"かっこいい敵"じゃない。
最後の最後「俺は今じゃなくて未来を見るんだ」みたいなこと言ってた通り、誰かに何か言われて即物的に怒ることのほとんどないガヤルド。いつも誰かに何か言われたら眉間に皺を寄せて視線は逸らす。かっこよくない。

何気に顔長いパイロットの人最初から出ててわろた。あいつがフアレスを手中に収めてカリカルテルと商売するようになるんやね、、、
あちこちでコロンビアと交わるのが狂うほど楽しい。
若くて細いエスコバル見れて嬉しかった…欲を言えばグスタボ出してほしかった。でも健在ポイズン見れてよかった。

キキというたった1人の熱意ある捜査官が加わっただけで、グアダラハラのやる気をとっくにゴミ箱に捨てたみたいなDEAぜんいんが活気付くの嬉しかったな。
ミカは出る杭になるキキを少し諌めたけど、ずっと辛抱強くそばにいて勇気づけて正しい方に行く手助けをした。エスコバル然り、正しく聡い女が男を導き強くする。

ていうか画角つねによすぎ。
キキを伴ってハイメがエド(くそぼけ)にたぶん初めて会いに行ったシーンが強烈に印象に残ってる。先にオフィスを出されたキキが外のソファに座り、そこに会談を終えたハイメも座るんやけど視点がめちゃくちゃ下で画面ほとんど床。昔のインテリアがたくさん映ってめちゃくちゃ美しいシーンやった。なにげないところが胸を打つ。
差し込まれる街のドローン撮影もかっこいい。メキシコの色彩、明らかにコロンビアよりも国力が豊かそうな豪華で鮮烈な街の色がふんだんに伝わってきた。

あのマッチョ5ヶ国語スピーカー、どうなったん?
上司にテープ持って行ってクビになった?
あのときどうしてガヤルドを殺さなかったんだ。眠っていないハイメに対する力強い引き継ぎはなんやったんや。

ずっと地の文喋ってるのってマーフィー?
どう考えてもハビエルペーニャ出てくるの楽しみすぎる。
キキ亡きいま、モチベーションそこしかない。
1話1話面白すぎるし重厚すぎて頭痛なる。
あやさん

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