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マンダロリアン シーズン2のボロロボのレビュー・感想・評価

マンダロリアン シーズン2(2020年製作のドラマ)
4.5
あっという間に完走。
シーズン2第一話(エピソード9)は先週末に、第二話以降は昨夜から「次どうなるの?!」の連続でほぼ一気見。

まぁ~、ね、第一話のインパクトの強いこと、強いこと。そして《グレーター・クレイト・ドラゴン》の造形と生態。“モンハン”であり「トレマーズ」でもあり。SWオールドファンにとってあのクレイト・ドラゴン(デザート・タイタン)がこうしてビジュアル化されただけでも感無量。
※EP4で、サンドピープルに襲われルークに危険が迫った時、ベン・ケノービがクレイト・ドラゴンの鳴き声を真似てサンドピープルを追い払うシーンがありまして。

そんな第一話の後は、《ザ・チャイルド》をめぐる争いを主軸として、《マンダロリアン残党》、《ボバ・フェット》、そして《ジェダイ》が絡んでくることで、どんどん【スター・ウォーズらしさ】が濃くなっていくから本当にたまらん❤️
酒場、異星人たち、そしてもめ事。ベタだけど、いいよなぁ~。
西部劇且つ時代劇という側面もシーズン1に続いて健在。

アソーカ・タノのセリフがいろいろと思わせ振りでイイ!

個人的に当シーズンで好きなキャラはメイフェルド。彼は善悪を超えた人間らしさを体現してるように思います。一緒に酒飲んだら話が合いそう。
そして当シーズンで好きなシーンはそのメイフェルドがブチギレするところ。あのシーンで、マンドーのハラハラする表情もよいです。タラちゃんの会話シーンに近いような印象も。

各話の監督にも注目。
グリーフを演じるカール・ウェザースが監督してたり、シーズン1に続いてブライス・ダラス・ハワードも、そして「アントマン」ペイトン・リードに、ロバート・ロドリゲスも‼️

シーズン最終話は大盛り上がり!
女性陣の見事な連携プレー!
そして満を持して《あのキャラたち》が登場するもんなあ。超ズルいわ~(ホメてます)。驚きと共にCG技術の進化を改めて実感。《あのお方》、マジでチート級の強さで“THE 無双”。まるで「ローグ・ワン」のラストを想起させる激アツなバトルでした。

当シーズンでは、マンドー役ペドロ・パスカルの顔出し機会が増えてました。

いつもエンドクレジットはコンセプトアートを背景にしてますが、シーズン最終話だけは真っ黒け。このエンドクレジット途中に次シーズンの前振り(?)が挿入されるので、エンドクレジットもしっかり見ましょう。「ゲームの“GTA”かよっ!」と思ってしまいましたがw

“子連れ狼”編はこれで一旦一区切りなのかな?
ボバ編はスピンオフとも言われてますが・・・果たして?

シーズン1から気になっていた吹替用字幕、がんばってもらいたい。
各話タイトルと異星人語の英語字幕、そんなに難しくないので何となく理解できてはいるけど、ローカライズ対象として配慮してほしいぞ、ディズニーさん‼️

メカ好き視点。
ダーク・トルーパーにワックワク。
当シーズンで一番気の毒だったのは《レーザー・クレスト》号だなあ。

気になること。
●シーズン1第五話ラストで倒れてるフェネックに近付いていたのはボバだったわけだけど、たまたまそこに居合わせただけ? そしてフェネックを救ったのは何故?
●ボ=カターンはどうなった?
そしてもう一つ気になることが。これについてはネタバレコメントにて。
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