原作ファンです。
映像化されたものを観るのはこれが3作目。
今作のエマ役はロモーラ・ガライ。
（他に観たことあるのはケイト・ベッキンセイル版とグウィネス・パルトロウ版）
人の縁結びを買って出るが余計なことばかりやらかすお嬢様のエマ。
お節介なエマにイライラしつつ笑っちゃうラブコメ… というのが原作から続く設定。
今作はエマの余計なお世話っぷりはまあアレだけど、比較的早めに反省してくれるので見やすかった。
そして脇役含めどの役も、いちいちキャラクターが濃くて面白い。
大好きなキャラクターの1人、エマの年上の友人ナイトリー役は『エレメンタリー』のジョニー・リー・ミラー。
ナイトリーは話が進むにつれて誠実さや人柄の立派さが際立って恋せずにはいられないキャラクター…
なのだけど、ジョニー・リー・ミラーだと序盤から普通に格好良くて素敵だった笑
家柄が良く自分の領地を持っているエマは結婚に無関心だったり、結婚で資産を築けそうな場合、男性の方がむしろ一生懸命に婚活していそうな雰囲気だったり、当時の英国の結婚観も面白い。
（お屋敷も領地もあるし愛する父親を独りぼっちにさせる気はないから結婚する必要ナシ！ というエマの結婚観が潔い。）
アニャ・テイラー＝ジョイがエマ役の最新映画版も観たいなー。
アカデミー賞の衣装賞とメイクアップ＆ヘアスタイリング賞にノミネートされているはずだけれど、日本では劇場公開しないのかな。
早く観られますように！
