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蘭陵王のTkのネタバレレビュー・内容・結末

蘭陵王(2013年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

アリエルリン目当てで観ました。蘭陵王と雪舞の関係がなんとももどかしく、最初はハラハラドキドキしましたが、物語が進むにつれ、話の展開が個人的には辛かった。後半は飛ばしながら観たほどに。後半はただただ残虐なだけな気がしてならなかったが、昔はああだったのかなと考えると仕方ない。結果として、悪い奴はずっと悪い奴だし、その心には嫉妬や強欲がいつもあって、人間の奥深いところを見た気がする。しかしその救いは、蘭陵王と雪舞のように民を思いやる心だったり、お互いを信頼しようとするところだったりもする。なのでラストはみなハッピーエンドであって欲しかった。蘭陵王府で過ごした日々は良いものだけではなかったが、それでも安徳王や小翠、暁冬などたくさん良い人たちもいた。そして宇文邕。彼は最初悪い奴なのかどうなのかと疑ったけど、雪舞と出会って、良い方向に変わっていくのがわかったし、彼なりの雪舞を思う気持ちも素敵だった。そして蘭陵王と安徳王の兄弟愛もすごく感じた。最後まで、蘭陵王と雪舞には幸せになってほしかった。

キャスト陣は、さすがアリエルリン!本当に綺麗で可愛くて最高でした。そして蘭陵王役のウィリアムフォン。キリッとした顔立ちで、蘭陵王の役柄とすごく合っていて惚れました。宇文邕役のダニエルチャンも武帝として威厳のある感じがよかった。安徳王役のジョージフーはなんだか可愛い弟分ってのが表情ですごく出ていてよかった。素敵な俳優人でした!彼らの作品をこれから観ていこうと思いました。
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