あられ

古畑任三郎スペシャル 笑うカンガルーのあられのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オーストラリアの海外ロケらしいのですが、ホテル内で完結してるので、スタジオでもよかったんじゃないって思いましたw 45分で解決しなければならないレギュラーシリーズとは違って、96分とたっぷり謎解き時間があるので、トリックもちょっぴり複雑で面白いですw

大量の塩辛とお酒を口の中に注ぎ込まれ、二度殺される設定で、二度階段を引きづり下ろされる、挙句、パンツを脱がされる死体役の田口浩正さん。なんだか拷問みたいで可哀想でしたww

古畑と今泉、缶詰の懸賞でオーストリア旅行が当たる。

野田茂男は数学の大学教授。名誉あるアーバックル賞を獲得し、スポークスマンである二流数学者の二本松晋とオーストラリアで授賞式。野田と妻ひかるは夫婦仲が悪く、ひかると二本松は不倫関係にあった。

離婚の承諾を取り消す野田を、突き飛ばして殺してしまったひかる。二本松はひかるを庇うため、殺人の隠蔽工作をする。

しかし、野田は生き返り、数学界で誰も解けなかったファルコンの定理を解明する。手柄を横取りするため、二本松が野田を殺し、支えるはずのひかるに、罪をなすりつけようとするw

殺されたはずの野田が生き返っちゃう設定が面白いw もう一回殺して、奥さんに罪をなすりつけようとする屑男、めっちゃ最低野郎ですw

二本松「僕には手紙は来なかった」
古畑「あなた、最初から相手にされてなかったみたいですよ。数学の世界では皆さんご存知だったようです。あなたが単なるスポークスマンに過ぎなかったことを」傷口に塩を擦り込む古畑警部補😆

ラスト、ひかる「だって私もあの人に嘘ついてたし」古畑警部補は、最初に野田がかけていた眼鏡を取り出して、「突き飛ばしただけじゃあ、こんな壊れ方はしないでしょう」とひかるにチクリと言う。

最後はカンガルーではなく、奥さんが笑ってたんでしょうね、多分ww 恐るべしw
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