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後妻業のmaroのレビュー・感想・評価

後妻業(2019年製作のドラマ)
3.5
最終回がびっくりな内容で、それまでの流れとだいぶ違うのが印象的なドラマだった。

大竹しのぶがやっていた映画『後妻業の女』と基本は同じだけど、ドラマは全10話で尺が長い分、登場人物同士のやり取りが増えていたのはよかったかな。

あと、ラストが映画と違う。
まさかあんな展開になるとは。
ただの木村佳乃の顔芸ドラマなだけではなかった(笑)

木村佳乃の典型的なチャッキチャキの大阪のおばちゃん演技は面白くて、特に木村多江との取っ組み合いはキャットファイトを見ているかのようで笑ってしまった。

シリアスな面もありつつ、笑えるところもあって、いいバランスではあったのだけど、いかんせん自分の身のまわりで起きるには年齢が上の話なので、あまりリアリティがなく、かといって非日常というほどでもなかったので、やや中途半端なポジションだなとは感じた。
役の誰にも感情移入はできなかったし。
自分があと10歳年取ったらまた違うかもしれないけど。

ちなみに、松尾諭が映画とドラマの両方に出てましたね。
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