全体的に昔の映画verがテーマがシンプルだし子役含めて役者さんが段違いに良い。
前作品の、腹の中を見せず只々冷たく恐ろしい存在感とオーラを放つ梅子は、分かりやすく作中の悪・ラスボスとして君臨してて、
観客の注目すべきは父と息子だったけど、
今作品は常盤貴子の梅子は、とても人間らしかった。
全て捨てて駆け落ちし、夫の立ち上げた会社を軌道に乗せるため毎日身を粉にして働いてたら、夫は妾つくるだけでなく不妊の自分への当てつけか子ども３人も作ってて、事業でやっとこさえた金はそいつらの生活費に回され贅沢三昧、それも束の間、妾家族と団欒中に事業所火災、一気にマイナス生活になったと同時に妾一家が家に乗り込み散々悪態ついた後に子ども全員を家に捨てていく。。
いやー鬼になるよね。。。
リアルな演技が共感できた。
でもそのせいで、話がとても複雑になり、
注意散漫になってしまった。
せっかく常盤貴子リアルでよかったから
この作品、完全梅子の目線で作ってたら
前のと比べる事もないし新しくてよかったかも。
