監督も脚本も占める割合は松本佳奈名義が多かった印象が強いし個人的に好きなエピソードも彼女のが多かった。
この日常のなんて事ない話を書いて作って演じてるのが本当に凄いとしか言えなくて感動すらした。光石研と言う役者の凄さをこの作品でこんなに感じるとは思わなかった。ほんのちょっとの感情もちゃんと全部表現してて顔のミリ単位の筋肉みたいなものまでこの人は掌握してるの？と不思議でいっぱいだった。
しかし何故そう思ったのかと言うと、主要キャストじゃない同僚役の女性がどうしても浮いて観えて、のっぺらぼうみたいに感じて、どうしてかなって考えたら、やっぱり他の主要キャストが全部の事に反応出来てたからだよなと思ってしまった。皮肉だ。そこら辺に居たら間違いなく可愛い子なのに画面に映った彼女が魅力的じゃないと感じたからこそ、光石研さんや他の人達の魅力が浮き彫りになるなんて。
でも、こんなおじさん居たら確かに友達には良いけど恋人には、夫婦には、伴侶にはならないよなとしみじみ。
第二弾も観てみたかったな。製作して欲しい。
