イエローオーシャン

ハケン占い師アタルのイエローオーシャンのレビュー・感想・評価

ハケン占い師アタル(2019年製作のドラマ)
4.1
遊川和彦さんの脚本の中でも「家政婦のミタ」「家庭教師のトラコ」に似た雰囲気。

派遣社員としてイベント会社に派遣されてきた的場中(まとばあたる)は初めて社会に出て働く派遣社員。過去は不明。
中がいるDチームは、自分の意見がない入社3年目、おバカなコネ入社、辞めたがる新入社員、パワハラ中堅社員、、、個性豊かなメンバーの中で働く中。

頑なに昔のことを話さない中だが、中の教育係で気弱な社員の神田に昔天才占い少女としてテレビに出ていたことを知られてしまったことから、悩みのある社員を占うように。
社員の悩みを解決することで、Dチームも活気付いていく。

中の「占い」は人を占うというよりは、人の心の中にある昔の思い出とか原体験をのぞいて、本人たちの社会では押し殺している本音をうまく引き出していて、超能力者ではあるんだけど、ヒューマンドラマの要素が強かった。

コネ入社で、ミラクルを信じる純粋なポンコツ社員役の間宮祥太朗と、新卒1年目でパワハラ上司の下についていた辞めたがりの社員役の志尊淳が良かった。