ヒイラギ

セックス・エデュケーション シーズン4のヒイラギのレビュー・感想・評価

5.0
セックスエデュケーション、どの人も嫌な面があるけど悪役ではないのがこの世でいいなと思う。悪役はこの世にいないんだ、薬物依存症のどうしようもないやつにだって優しさはあって、傷ついてるんだってことにも気付かされる。また、嫌な面があるっていうのも補聴器つけてて手話を使う人でも陰口を言ったり車椅子の人、でも皮肉屋だったり、障がいがある人でもきちんと人格があるってわからされるのが良い。ただの障害のある人とかで終わらせないの、良い。いや、この世だからそら全ての人に人格はある、良い面も悪い面もある、それを私たちは忘れてしまうからね。
私たちは、目の前の違いに目が行きがちで、その前に同じ人間であることを忘れてしまうので。でも同じ人間であっても違いはある、でもその違いを受け入れられる、この世に完璧な人間はいないけど互いに優しくしあって話し合うことはできるんだ…………とめちゃくちゃ世界を、人類を愛せる気がする作品だった、ちゃんとこう、なあなあで終わるのでもなくて、このままの世界じゃ、まだ救われない人がいるよ、この世は変わらなきゃいけないんだよ、ってエンパワメントされるのも良かった
ヒイラギ

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