社会のダストダス

セックス・エデュケーション シーズン1の社会のダストダスのレビュー・感想・評価

4.2
3分に一回くらいペニスや膣やオナニーなどという言葉が出てくる作品なのに、こんなに爽やかな感動をもたらすドラマだとは思わなかった。前々から気になっていたNetflixオリジナル作品のドラマで、シーズン1を何か月かかけて少しずつ観たけど、これは凄く面白かった。

セックスセラピストの母(ジリアン・アンダーソン)を持つ高校生のオーティス(エイサ・バターフィールド)が未経験ながら母親譲りの知識を駆使して、学校でセックス相談クリニックを開業する。

ネトフリに入って以来、『ストレンジャー・シングス』シリーズと同じくらい走破したかったドラマを、ようやくシーズン1を突破。最近ちょくちょく映画でも見かけるようになったマーゴット・ロビーにそっくりさんのエマ・マッキーも本作では似ている率95%くらいで、ブレイク前にこの作品を観ていたらマジでマーゴット・ロビーが出演していると思っていたかもしれない。

登場人物高校生にみえない人多すぎ問題はあるけど、台詞のあるキャストが皆キャラが濃いので面白い。これだけ真に迫った性的助言をするオーティスが童貞であることがすでに面白いし、セックスの教祖であるママを演じるジリアン・アンダーソンとの関係性がいちいち共感性羞恥心を刺激される。

ずっとアメリカのドラマだと思っていたけど、通貨がポンドなのでイギリスが舞台?エピソードを重ねるごとに面白さにエンジンがかかってきたのでシーズン2は一気に観るかもしれない。最終話のアダムには衝撃だった。