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100日の郎君様のminohachiのレビュー・感想・評価

100日の郎君様(2018年製作のドラマ)
4.5
朝鮮王朝時代を舞台に世子(国王の後継)ユルは王位継承争いにより襲撃され、命は取り留めたものの記憶喪失となる。
「ウォンドゥク」という名をつけられ、助けてくれた村人の娘「ホンシム」と夫婦となるが高貴な育ちの彼は庶民の生活になじめず…
幼少期の出会いと別れ、お互い身分や本当の名前を隠したまま再会し惹かれ合う。

ユル/ウォンドゥク役のド・ギョンスの整った顔立ちと静かな佇まいが美しい。
王族としての威厳が庶民になったときは傲慢な態度となる展開、シリアスとコミカルの演じ分けも良く、見ていて飽きない。ド・ギョンス良い役者さん。
またイソ/ホンシム役のナム・ジヒョンも聡明で気が強いなかに高貴な生まれからくる品の良さも感じられ、良い役者さん。

(史実はどうあれ)このドラマでは王宮の華やかで繊細な細工をほどこした衣装、庶民の色数を抑えた清廉で素朴な衣装、どちらもすばらしい色合わせで朝鮮らしい美意識を存分に堪能できた。
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