SugarOnMe

24 JapanのSugarOnMeのレビュー・感想・評価

24 Japan(2020年製作のドラマ)
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製作決定時から批判が殺到(笑)
そんなのが成功するわけ無いよ

何とか最終和まで見たが、ラストのラストに驚くべき場面が!

何と日本版オリジナルのエンディング!
テリーが殺され、ジャックが抱きしめ終わるのに、サーバー室に爆弾を仕掛け何とか時限装置を解除したものの、何と再び装置が動き出し爆破。唐沢寿明も木村多江も死んだ!サーバー室吹き飛ばすなら、データ消去する必要あったのか?どうせならCTUごと吹き飛ばせば良かったのに(笑)



お金の賭け方が本家よりも桁違いなのは仕方ない。だったら、もっと無名の人を使うべきだと思うが、そうなると注目が出ず唐沢寿明を起用したのだが、それが裏目に出た。爆破シーンはほぼCG合成。それも誰が見てもCGと分かる。
性描写や暴力的なシーンは今の日本のドラマではNG。

出演者も下手なんだけど、特に酷かったのが筒井道隆。この人、大きい声出せないの?王さまのレストランから演技変わってないし。相変わらずぼくちゃんだった。仲間由紀恵との夫婦ケンカもぼそぼそと話すだけ。オリジナル版のビッチだった、シェリー・パーマーとは大違い。片瀬那奈は派手な化粧で直ぐに悪役と分かってしまう、メーク担当なにやってんだか?佐野史朗はただの嫌みな上司で役立たず。木村多江はウザったさ全開。時には逞しかったテリー・バウワー感は皆無。肝心な主人公の唐沢寿明のジャック・バウワーでは無かった。家族の為、暗殺阻止の為に手段を選ばず、時には感情を露にして暴走するジャック・バウワーを演じるのは無理があった。当初スパイだと疑われ、白だと分かり実は本当にスパイだったと、難しい役どころだった栗山千明は中々だった。さすが、タランティーノに見出だされただけある。

後から登場する役名が手抜きになり
アルバータ・グリーン=おばた緑子
マイロ=マイロ(そのまんまw顔は日本人なのに)
ドレーゼン一家のビクター、アンドレ、アレクシスの三人は日本名の林の名字を付けただけ。

劇中の音楽も4、5曲しかなくオリジナル版ではオープニングとエンディングのみかかるテーマ曲が、本編にしつこい位に流れ場面にそぐわない。

何から何まで安物で監督、プロデューサーがポンコツ過ぎた。

テレビ朝日の開局60周年に作られたのだが、お偉いさんが「Twenty Four」やりたいんだけどの鶴の一声でFOXとの5年の交渉を経て作られたのだろうか。

海外ドラマのリメイクは作るべきでは無い。アニメ、コミックの実写に頼り、旬の俳優を起用、芸能事務所主導のエンタメを作り続けると、今に誰も見なくなりますよ!
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