見たやつのメモ

電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-の見たやつのメモのレビュー・感想・評価

電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-(2019年製作のドラマ)
4.0
電影少女というタイトルだけど
電影少女・神尾マイ(山下美月)の出番は意外と少ない
物語の主軸になる存在であるのは間違いないけど

実質的な主人公は叶野健人(萩原利久)で
実質的なヒロインは朝川由那(武田玲奈)

序盤は1話につき一人ずつ精神が崩壊してストーリーからドロップアウトしていく
テンポよく話を進めつつ、世界観を視聴者に理解させる分かりやすい設計

中盤からは過去の因縁を絡めつつ謎を深堀りしていき、メインのストーリーが展開する

ちょっとエッチな雰囲気の作品だけど
事後を匂わせるようなシーンは時々出てくる程度で
肌の露出はほとんどない
武田怜奈の服がはだけてブラが見える程度のエロス

ジャンルでいうとSFサスペンス

VHSのビデオテープを再生すると現実世界に少女が出てくるという設定
原作は1989年~1992年の少年ジャンプ
2019年にドラマ化された本作では
神尾マイがスマホの存在を知らなくて不思議そうな顔をするなど
原作にはないコミカルなシーンが多少追加されている

無機質なマイがときどき自我を持ったような素振りを見せたり
毎話ごとにイベントがあって
見ていて続きが気になる作りになっている