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わたし、定時で帰ります。のMANAのレビュー・感想・評価

わたし、定時で帰ります。(2019年製作のドラマ)
3.8
定時なんで、帰ります。


働く女性の理想形、東山。
典型的(と言いたくないが)新卒、来栖。
仕事が"恋人"、種田。
仕事に対していろんな考えを持っているキャラクターたちが登場する。

定時で帰ることってそんなに悪いこと?
非難されるべきこと?定時はただ存在するだけ?
仕事って人生のすべてなの?
お金を稼ぎたくて、生きるため、ただなんとなく、面白いから。
仕事をする理由、モチベーションは人によって違う。義務を果たして終われば帰る、それはよくないことなのか?

仕事や会社、そしてそこにある自分について、ドラマを通して考える。
確かにドラマだし、オーバーなところはちょこちょこあるし、「いやほんとにあるこれ?」っていうのもある。
だが私たちは今こそ、仕事や会社のあり方、自分の人生のあり方について考えるべきだ。問うべきだ。


物申したいのは、若いor新卒=愚かで仕事できなくてすぐ辞めたがるイメージについて。

いや、そんなことない。
(もちろんイメージ通りの人もいる)

本当にそんなことない、そんな人が多いわけではない。仕事できるし頑張るし、ちゃんとしてる子はたくさんいる。
ドラマの影響と固定概念は怖いですからね、そこは物申したいです。
今作だとあんまり出てこないけど、「平成」とか「ゆとり世代」とかいう言葉も嫌い。昭和生まれの人たちが「昭和だから」って自虐するのも本当に嫌い。

時代ではなく、その人だ。
これからは何事も個人単位でスポットが当てられる時代になって欲しいものですね。


オタクのぼやき:
ちなみに社内恋愛は肯定派。
そもそも人の恋愛興味ないからなぁ(関係ないし、、、笑)。
社会人になったら会社や仕事での人間関係が一番多いに決まってるからね。
もちろん、仕事と別枠で考えて欲しいですが。笑

それにしても元彼と同じ職場、かつ上司なんて……普通に考えたら地獄みたいなシチュエーションだな。
そんなのある???笑
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