どんどん老いや死に関する話が出てきて、二人の人生を見届けている感じがして切なかった。
でも人間みんないずれ死ぬし、このドラマ見てると死ぬことを自然に受け入れる準備ができるというか、死に対して馴染み深い気持ちになる。
普段はケンジの方がシロさん大好きな感じだけど、今シーズン見てシロさんの愛情もかなり深いんだなと改めて思った。最終回のケンジへのモノローグで心臓がぎゅってなった。あんなにもケンジを愛しているのに、それでもこの先何があるかわからないから軽はずみにずっと一緒にいるって言えないというスタンスのシロさんが愛おしかった。ずっと一緒にいるとは言わなくても、お互いに毎日ああやって相手のことを思いやって料理して、コツコツ丁寧に自分たちの生活を大切にしているのがずっと一緒にいるための切実な願かけみたいなものだよなあと思う。
