原作は「よしながふみ」さんの漫画。
30分×12話なので、隙間時間や寝る前に1話ずつ気軽に観られるのもいいですね。
ケンジ役の内野聖陽さん、シロさん役の西島秀俊さん、二人の配役・演技がどちらもドはまりで、ほんっとに最高☆
内野聖陽さんは「仁」の坂本龍馬役、男らしいキャラクターと土佐弁が大好きでしたが、このドラマでは、あの龍馬と同じ人?というくらい乙女なキャラ作りで……すごい役者さんだなぁ。
このドラマで何より好きなのが、シロさんが料理を作ってケンジとふたり向き合って食事をするシーン。
ほんと大好きで何回でも観たくなる!
シロさんが作るご飯も、いつも美味しそうで…料理したくなるんですよね~。
休日のブランチでクレープ三昧とか(第10話)。おかずクレープ&デザートクレープ、どちらも食べ放題なんて楽しすぎる~。
レシピ本も出てるんですよね(^^)v
大切な人のために 日々のご飯を作って食卓を囲む。
このような状況になって(新型コロナの渦中2020.5.4時点)改めて、このドラマの何気ない日常のヒトコマが、ほんとに大切で貴重な時空間であることを、しみじみ感じます。
一緒に住む中での、お互いをさりげなく想いやりあう姿や大切さは、男とか女の関係性を超えて誰でも深く感じられる部分で、
そういう点でも、この作品は素敵だなぁと想い、何度も繰り返し観たくなる作品です。
この作品のレビューをいろんなところで読ませてもらうことで、LGBTの人たちへの理解が深まったこともありがたい副産物でした。
脇役の役者さんたちも素晴らしく、特にシロさんのお母さん役の梶芽衣子さんがほんと最高で、度々笑わせて頂きました!
シロさんのお父さん役の志賀廣太郎さんは脳梗塞で入院されてしまいましたが(最後の2話は田山涼成さんが勤められました)穏やかな雰囲気のお父さんが好きでした。
志賀廣太郎さんは、2020年4月20日に他界されましたね。。。心からご冥福をお祈りいたします。