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仮面の秘密/彼女はといえばのmikkiのレビュー・感想・評価

仮面の秘密/彼女はといえば(2018年製作のドラマ)
2.5
100話前後の話数がある、ドロドロ系韓ドラそのまんまという内容でした。出生の秘密は含まれていなかったけど、財閥、記憶喪失、復讐といったドロ系韓ドラのあるある要素のオンパレード。意表をつく展開とか、感動とか、ファッショナブル、トレンディーなどという要素はなく、ひたすら地味な空気感で、進行していきます。この手のドロドロ系は俳優陣が脇役レベルで締められることが多いのですが、これはナムサンミ、キムジェウォンといった主役級のキャスティングだったので、期待値高く見始めました。

でも最初の方、駐車場で偶然見かけた、チンピラに追われている見ず知らずの女性を、自分の車に乗せ、複数の車の追っ手と派手なカーチェイスを繰り広げる医師、という展開に、ありえねー感満載。その後も、そりゃないでしょうというシーン満載で、シナリオが下手なんだなぁとため息。それでも小出しにして明かされていく謎を見たくて最後まで完走しました。最後は早送りしまくってみましたが。

槇原似のキムジェウォンは、期待通り今回も男気のあるキャラを好演。この人、歳を取ってもあんまりフケ感が出ていなくて感心です。キャスター役の人は田原俊彦に見えて仕方なかった。この人が義弟を勢いよく殴り倒すシーンがあったのですが、どー見ても本当に殴っていてドン引き。なんだかな。財閥家の主治医の眉毛から目が離せなくなったりと、ストーリー以外のところで気になるネタが多いドラマでした。とにかく完走できて一安心。
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