RHibino

ウルトラマンのRHibinoのレビュー・感想・評価

ウルトラマン(1966年製作のドラマ)
3.8
特撮界の原点的作品でありながら、今でも色褪せないメッセージ性や熱意が伝わる作品!

・「ゴジラ並のスケールを毎週TVで」
映画から徐々にテレビへとエンタメが変容していく時代の変容と制作陣伝わる熱意
・CG技術でないながらも、迫力満点な特撮技術
・侵略者を打て、故郷は地球、狙われた街、等メッセージ性の高さ
・バルタン星人、ゴモラ、ゼットン等、特徴的で個性的な怪獣・宇宙人達
・プロレス人気を受けての生身のアクションの多用さ、必殺の光線技
・「他人の力を頼りにしないこと」と、最終回で逆説的に、ウルトラマンではなく自分達で解決させるという高度の高い終わり方

ゴジラで始まり、ウルトラマンで加熱したと思われる日本の特撮界の歴史すらも感じる重みのある作品。

これからも、
来たぞ、我らのウルトラマン!!
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